オイパベリン (Eupaverin)
血管の平滑筋を弛緩させることによる血管拡張作用を持つ。
また、消化管の平滑筋を弛緩させ緊張を抑え、けいれんを抑える。
胃けいれんや狭心症に適用。
パパベリンの2.5倍の作用。
子宮の平滑筋を収縮させる。
射乳作用のあるホルモン。乳汁の分泌には作用しない。
微弱陣痛や子宮出血に用いる。経口不可。
コカインより強い局所麻酔作用。
即効性で持続時間は10分。
眼科、胃、耳鼻の検査や手術などに表面麻酔として用いる。
不安によって引き起こされる葛藤状態を抑える。
他にも抗痙攣作用、睡眠導入作用、筋弛緩作用など。
不安によって引き起こされる葛藤状態を抑える。
他にも抗痙攣作用、睡眠導入作用、筋弛緩作用など。
鎮痛、鎮咳薬。
解熱・鎮痛作用はアスピリンより弱いが、
抗炎症作用および尿酸排泄作用は強い。
慢性関節リウマチや通風に適用。
作用時間が長い。
抗スピロヘータ作用。
梅毒治療薬。
抗うつ薬。
消化性潰瘍薬。
長時間に渡り胃散分泌を完全に阻害する。
潰瘍の治癒期間を著しく短縮する。
気管支拡張作用がある。
気管支喘息や気管支炎に経口で用いる。
重症喘息には有効ではない。
胃液分泌抑制、胃細胞の保護作用。
赤血球のヘモグロビンに必要な鉄を補給する。
鉄欠乏製貧血に有効。食後直ちに服用する。
お茶類やコーヒーに含まれるタンニンにより鉄分の吸収が阻害されるため、
服用前後はそれらの飲料を取らないようにする。
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